囲碁の格言は色々ありますが、今回は『ケイマにツケコシ』について書きたいと思います。ケイマを切るときはツケコシてとると良い場合が多い。という意味ですが、本当でしょうか?
ケイマにツケコシ
ケイマには、ツケコシで切るのが筋としてよく利用します。でもその考えはあてにしなくても大丈夫です。例えば他の格言の話をすると、昔は4隅取ったら勝ちと言われてきましたが、今では逆に4隅取ったら負けと言われています。このように格言も変わっていることもあるので、そこまでとらわれないほうが良いでしょう。
ケイマにツケコシ切るべからず
ケイマにツケコシ切るべからずという格言もあるのですが、それは碁によって本当に正しいかどうか分からないのが正直なところです。切らないことの方が良くなるのかもしれません。でも絶対に切らないといけない局面もあるので、やはり格言ばかりを信じて打ってはいけません。
プロの実戦譜から、例えばこの局面を取り上げたいと思います。
例えば今白52につけこされたとして、ツケコシ切るべからずと思って、黒53とはねると白56と切られてちょっと黒が苦しいと思います。
棋譜再生
ここは、下のこの図のように切ったほうが、黒が戦いやすいと思います。
このように、囲碁の格言ばかり頼っていると失敗してしまうこともあるので、その局面局面を考えて打つしかありませんね。
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