アマ本因坊戦全国大会ですが、4位という結果でした。8位以内という目標も持って臨んだ大会だったので、嬉しい気持ちもありますが、準決勝・3位決定戦と負けてしまったので、悔しい気持ちも残る大会でした。

準決勝の碁

準決勝の碁から振り返りたいと思います。

黒 趙さん  白 自分


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白28ではここに行きたい感じです。H-17の打ち込みではK-17に下がれてもの足りない感じです。

白30では先にD-17とはねるとこだったかもしれません。白30と先に這ってしまったため
黒33と変化されました。

白46では局後プロの先生に参考図の方がいんじゃないと指摘されました。
確かに参考図の方が良かった気もします。実戦は黒51と受けましたので、白の先手となりました。
白54までの分かれは僕は白持ちでした。ただ、これは棋風によるかもしれません。

参考図

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白52ではO-15と曲がるべきだったと後悔していました。すぐ地の手を気にするのが僕の悪い癖です。

黒57ではN-14とケイマにするところと思います。

白58と曲げることができほっとしました。

黒63が悪く、相手の方も頭がおかしくなったと後悔していました。
E-7と帽子に打つんだったと。確かに良さそうな手でこれからの碁と思います。

白74までいっぺんに白良くなりました。

この後が良くありません。白76が喜びすぎで緩すぎでした。最低でも参考図2とツケまで行かないといけませんでした。

参考図2

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この図なら中央が大差で相当負けにくかったと思います。

白82も良かったかどうか。M-14と押した方が良かった気もします。

白100の抜きもO-4と外に継ぎだったかもしれません。

黒101と切られても大したことはないと思ってしまいました。

しかし、検討した結果すでにおかしいのかもしれません。

白150では参考図3とハザマに行けば白良かったとプロの先生も言っていましたが、研究した結果普通に受けられはっきり足りないです。

参考図3

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多少ヨセの誤差が出るかもしれませんが、盤面10目ほど足りません。

僕の研究では、黒81と伸びられたらもうそんなに良くもなく勝つまではまだまだ大変な碁だったという結論でした。

153手以下略黒中押し勝ち。